ねっとWORK(2017 Dec.) 今月のラインナップ

2017.12.26 (火)

2017年12月号ラインナップ

人をつなぎ、新しい動きを創る情報マガジン
【ねっと WORK 2017年12月号】
今月は以下のようなラインナップとなっております。

 ★今月のラインナップ:新しいマネジメント手法 ホラクラシーってなに?
    ★情報BOX    :労災保険料率が改定されます
★むさしの労務 相談室:傷病休職中にアルバイトをしていた!
★MRパートナーズNOW:家族会 「くるみ割り人形」を観劇しました!
PDF版PDFファイルでもご覧いただけます。

新しいマネジメント手法 ホラクラシーって何?

文:MRパートナーズ 猶木貴彦
 いきなり聞きなれない言葉を取り上げてみましたが、人事領域の新しいキーワードとして注目されている言葉がホラクラシーです。 
 今回は、この新しいマネジメント手法であるホラクラシーについて調べてみました。
 ヒエラルキーという言葉なら聞いたことがあるかと思います。伝統的な組織に多くあるトップダウン型の組織のことです。ホラクラシーは、その反対にある組織理論と言われています。トップダウン型組織の意思決定構造ではなく、より効率的にスピードを持って施策を実行していける組織構造がホラクラシーの特徴ということになります。

 ホラクラシーを導入するメリットとして挙げられているのは、組織から人を管理・監督する必要がなくなり、誰もが自分の役割に集中できるようになる点です。生産性の向上や能力発揮につながるのはもちろん、理不尽な命令や上下関係からも解放され、ストレスが軽減されると考えられています。 
 さらに、意思決定を委ねられるため、仕事に対する責任感や主体性が高まり、ビジネスパーソンとしての成長が促されると期待されています。リーダー不足、依存的な従業員などで頭を悩ませている経営者には、このホラクラシーは魅力的な理論にうつると思います。

  このホラクラシー経営を導入、実践している企業として有名なのがアメリカのEC企業であるザッポス社です。
 ザッポス社では「社内のすべての役職、階級を廃止し、組織の効率とアウトプットを改善する」と表明し、ドラスティックに組織改革を行ったそうです。 
 導入の際には社内に波紋が生じ、1,500人ほどの従業員の14%が新しい方針になじめず退社を決断したそうです。従来の組織を変革していくには、痛みを伴うものなのでしょう。

 日本企業でもこのホラクラシー経営を導入実践している会社がネット上で紹介されています。その中の代表的な会社がダイヤモンドメディア社(以下D社)です。
 D社では、次のような取り組みを行っているそうです。
 
【D社の取組事例】
 
  • 給料はみんなで決める
  • 起業、副業を推奨
  • 肩書きは自分で決める
  • 雇う雇われるの概念がない
  • 上司部下の概念がない
  • 経費の清算は個人の裁量
  • 財務情報は全部オープン
  • 働く時間、場所、休みは自分で決める
  • 代表、役員は選挙と合議で決める
  • 明文化された理念がない
  • 採用する前に仕事をする
 

 これらはなかなか大胆な取り組みだと感じます。また、現行の労働法制の枠組みから外れるところもあると思われます。しかしながら、新しい人事マネジメントの流れであることは間違いありません。

 ホラクラシーを導入するには、以下のような前提条件が必要と言われています。
  • 個々人に与えられた役割に対して自発的・能動的に課題を見つけ課題解決しようとする主体性
  • 周囲からの監視がなくても、自走して動くことが出来るセルフマネジメント力
  • 自分の利益を最大化することに走らない倫理観

自らの組織を分析し、理想の組織を構築するために、チャレンジしてみる価値があると思いました。

 

 

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