ねっとWORK(2016 Oct) 今月のラインナップ

2016.10.25 (火)

2016年10月号ラインナップ

人をつなぎ、新しい動きを創る情報マガジン
【ねっと WORK 2016年10月号】
今月は以下のようなラインナップとなっております。

 ★今月のラインナップ:トピック・最低賃金はどこまで上がるのか?
    ★情報BOX    :10月は年次有給休暇取得促進月間です
★むさしの労務 相談室:ランチミーティングは要注意
★MRパートナーズNOW:MRのNew Faceを紹介します

PDF版PDFファイルでもご覧いただけます。

最低賃金はどこまで上がるのか?

 

文:MRパートナーズ 猶木貴彦

最低賃金が上がりました!

 今月から最低賃金があがりました。東京は25円上がって932円です。私が高校生でアルバイトをしていた35年前と比べると倍になっていることにとても驚きます。
 最低賃金は、すべての労働者を不当に低い賃金から保護する目的で定められています。そのため、高校生アルバイトなど賃金が低くても生活に困らない者にも適用されるので、払う側からすると、かなり高く感じてしまうのではないでしょうか

 

 最低賃金は地域によっても差があります。今月の改定で千葉は842円となり、隣の東京より90円も低くなっています。これでは、千葉で働くより東京で働いた方が良いと考えるでしょう。その結果、千葉では人材が集まりにくくなってしまいます。
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 こうした地域格差をなくして、全国一律にしようという意見もあります。しかし簡単ではありません。一律にするためには、一番高い賃金額に合わせねばならず、そうしてしまうと地方の人件費が高騰してしまい、地方経済は混乱してしまうでしょう。全国一律にするには、徐々に格差を埋めていくしかありません。

 最低賃金を国際的に見てみると、日本は決して高くはありません。
 独立行政法人労働政策研究・研修機構が発行する『データブック国際労働比較 2016』によると以下のようになっています。
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 このように先進諸国の中でも最低の水準にある日本の最低賃金は、今後引き上げられるのは当然と言えそうです。

 現政権では、1億総活躍社会の実現のために、最低賃金を2020年までに1,000円にすることを公約に掲げています。そこを目指すために企業はより一層の努力を強いられるでしょう。
 先日、民間の調査でバイトの平均時給が1,000円を超えたという発表がありました。賃金の見直し、働き方改革などで、1,000円の実現は可能な気がします。
 しかし、時給1,000円でフルタイム働いてもせいぜい月給は17万程度。税金や社会保険料を引かれると手取り13万ぐらいです。これでは都内では生活できません。せめて1,500円まで引き上げを目指さないとワーキングプアが増える一方だとの声もあります。
 そこまでの引き上げが果たしてできるのだろうか?これまで通り、学生バイトも同一賃金なのか?地方でそれだけの人件費が払えるのか?まだまだ、話し合い考えていかなければならないのでしょう。
豊かな未来を目指していきましょう!

 

 

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