シアワセ職場を創り、社会に貢献します

未経験からプロになりませんか?

このサイトで紹介されているスタッフは全員が業界未経験です。代表も未経験からのスタート。ここは未経験大歓迎です。
なぜかというと、フラットな視点で仕事を見ることができ、必死に吸収できるからです。わからないことは調べれば大丈夫です。社内でも年中教え合っている環境があります、ただ、私たちは求める人材について、二つだけ条件があります。

一つ目は素直であること。
まずは当社のやり方を素直に吸収してほしい。ここには学べるツールも材料もチャンスも十分にあります。

二つ目は志のある人。
「こんなことを実現したい」「こんなことができるようになりたい」という思いがないと、当社に来る意味はありません。面接でも「こういうことをしたいんですが、できますか?」と聞いてほしい。今はできなくても、将来はやれるようになるかもしれません。未経験で「志を持て」と言っても、実際には難しいと思います。それでも、なんとなくの思いでいいのです。「何か人の役にたちたい」でも、仕事で人事に関わったとき「人のために何かをする仕事がやりたいと感じた」でもいい。
そんなささいなきっかけからプロを目指す人を、私たちは大歓迎します。

仕事の魅力

「シアワセ職場を創り、社会に貢献する」

代表はよく「人事は水道屋や電気屋と同じ」という話をします。人事は働く人にとってのインフラです。給与は水道の水であり、万が一のときには社会保険もある。だから安心して働ける。社労士がこのインフラ維持のサポートをすることは、企業の安定成長につながっています。

今、働き方改革が注目されていますが、今回は労働基準法ができて70年ぶりの改革と言われます。初めて労働時間に対し根本的な規制を行うなど、労働に関する法律がさまざま変わるため、仕事環境も大きく変わります。その環境整備に社労士の活躍が期待されています。私たちMRパートナーズは、会社と労働者の双方に対し、社会保障や社会保険、労務に対するリテラシーを高めるお手伝いをしていくことができます。また、それだけでなく、私たちは労務によって組織成長に貢献するプロ集団であるという役割も持っています。

当社の企業理念である「シアワセ職場を創り、社会に貢献する」。仕事を通じて本気でこの考えを実現できることことが、この仕事の醍醐味だと考えています。

 

社員紹介

「10年後、僕らは社労士でなくなっているかもしれない」<br />
この言葉を胸に、日々企業のためにできることを模索

「10年後、僕らは社労士でなくなっているかもしれない」
この言葉を胸に、日々企業のためにできることを模索

久嶋 卓さん(33歳 前職:派遣会社 営業)
共同経営者 業務推進部部長 社会保険労務士

ーなぜ社労士を目指そうと思ったのですか?
以前は派遣会社の営業職でしたが、派遣スタッフをお世話する中で社労士という仕事を知りました。
新卒で営業になった当初、派遣スタッフから待遇や働き方などさまざまな相談を受けるのですが、経験がないのであまり答えられなかったのです。
自分で調べて、次に行ったときに回答するということの繰り返し。
中でも派遣スタッフから要望があっても、派遣先の職場環境を変えることは難しかった。
しかし、社労士ならば相手先の会社に入っていき仕事環境を変えることができます。相手企業の相談にも乗れる。徐々に社労士になりたいと思うようになりました。しかし、資格を取ろうと勉強を始めてみると内容はなかなか難しい。
ならば会社を辞めて勉強に専念しようと思い切って退社を決意。運よく1年後に合格できました。
ーどうしてMRパートナーズに入社したのですか?
社労士専門の転職サイトで探して、会社説明会に参加しました。そこで話された猶木代表の言葉に惚れ込みました。「僕らは職場がよくなるためだったら何だってやる、何でも屋さんです。ですから10年後、我々はもしかしたら社労士ではないかもしれない。
もし多くのお客様が職場を掃除することが職場を改善するベストの方策ならば、僕らは清掃業者になっているかもしれません」と言われたのです。
大変衝撃的でした。資格に頼らず、資格を入り口に会社に貢献する。共感できるスタンスだと思いました。
他の事務所の話も聞きましたが、資格ありきで採用を考えている感じがあり、私が未経験だったこともありますが、ともすれば少し上からの目線で面接されていると感じがあった。結果、ここに入ることに決めました。
入社後、MRパートナーズは2016年に法人化したのですが、そこで代表に誘われて共同経営者になっています。
ー社労士として、どのような職場づくりを目指したのですか?
派遣会社にいたころ、年間200名ほどの派遣スタッフをお世話していましたが、配属になる職場によって幸不幸が分かれる場面をよく目にしました。こちらの職場の人はまったく辞めずに、笑顔で働いている。でもこちらの職場の人はなかなか定着しない。見ていると職場の上司の、派遣スタッフに対する態度やその考え方に差がありました。
私は個人的には、人がモチベーション高く働ける職場がよい職場だと思います。おそらく経営者もそのことを常に考えているはずです。働く人の環境をよくして、彼らのシアワセに貢献したい。そのために社労士として経営者のよき相談相手、頼られる存在になりたいと思いました。
ー入社して印象に残っている成功体験について教えてください
長く契約しているお客様で、「会社に来なくてもいい、提案もしなくていい」と言われた会社がありました。社員20名ほどの前任から引き継いだお客様です。担当者は2代目の社長になる予定の方でした。最初は給与計算してデータ納品するだけの関係でしたが、少しずつ機会をみて会いに行きました。郵送でもいいと言われた給与明細をわざわざ持っていったり、最近の法改正情報の資料を渡したり。そのうちだんだん話をしてくれるようになり、相談されるようになったのです。
担当して2年目、「従業員をきちんと評価したいと思っているんだけど、どうしたらいいかな」と相談されたときは大変うれしかったですね。「これまで先代社長が大まかに決めてきたけれど、これからは社員にモチベーションを上げてもらわないと会社はよくならない。社員にはもっと創造的な仕事をしてほしい。そのためにどのような評価制度がいいか考えほしい」と相談されたのです。
そこで、重要と思う項目ごとに比重を変えた評価制度を提案し、採用していただきました。結果、社員からは若手を中心に提案が出てくるようになったそうです。これは私が社労士として初めて手掛けた人事コンサルティングの案件となりました。
ー自分が専門家になったと感じる瞬間はありますか? それはどんな時ですか?
やはりお客様から頼ってもらえるようになったときですね。込み入った相談をしてくれて、相手の想像を超える回答ができたときは、「先生」らしくなれてきたかなと思います。
自分で本当の専門家になれたと感じられたのは入社5年目くらい。これはお客様の反応から感じられます。
ー未経験からでも社労士の仕事についていけますか?
この仕事は熱意が大事です。熱意さえあれば他は問題ありません。各種手続きや給与計算、簡単な相談に乗ることなどはすぐできるようになります。作業的なことはやり方も決まっているので、1年ほどでできるようになります。
ときにはミスをしたりすることもあると思いますが、そこでは謝罪することが学びにつながります。
ーこの仕事で成長が速い人とはどんな人でしょうか?
成長が速い人は、素直な人、そして前向きな人です。この仕事はお客様から学ぶことが多くあります。業界のことを教えてくれたり、間違いを指摘してくれたり。そこで素直に聞けるかは非常に大切なことです。
見聞きしたことを素直に聞ける心を持っているか。仕事には受動的なインプットと能動的なインプットがありますが、ここではその両方が必要。うちでは新人でもどんどん仕事を任せるので、最初は受動的なインプットが多いと思います。そのうち能動的なインプットも自らやってほしい。
自分の中に「こうなりたい」という理想や思いがあればできるはずです。
ー未経験からの人材育成ではどのようなことを重視されていますか?
1から10まですべて仕事を教えずに、できるだけ本人に考えてもらうようにしています。「これは何のために行う作業なのか」と目的を意識しながら仕事をしてもらいます。完了した仕事をチェックして、その中に能動的に動いた跡が見えるようになると「わかってきたな」と感じますね。
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人事で社労士して活躍する先輩の姿に憧れ<br />
知識を武器に、長く取り組める仕事がしたい

人事で社労士して活躍する先輩の姿に憧れ
知識を武器に、長く取り組める仕事がしたい

渡邊 めぐみさん(27歳 前職:物流会社・人事ほか)
業務推進部 業務課

ーなぜ社労士を目指したのですか?
専門性を身に付けて人の役に立ちたいと考えたことがきっかけです。
以前は物流を担う企業に勤めていました。入社時からジョブローテーションがあり、1年目は営業所で荷物の処理。2年目は人事総務でタイムカードのチェックなどを担当。3年目は若手を海外に派遣する制度があり、応募して半年間、上海で勤務しました。帰国後は海外事業部に所属しましたが、自分が思い描く仕事とは違っていました。そこでもう少し腰を落ち着けて、専門性を身に付けて人の役に立ちたいと考えるようになり、できる仕事はないかと考えたのです。
そこで浮かんだのが、人事時代にお世話になった社労士資格を持つお母さん社員でした。専門性を持ち、人に頼られて活躍される姿から、社労士という仕事を知りました。特に労災などが起きたときは、この方しか対応できなかったのです。自分でも、人事にいたときは社員が結婚したり、子どもが生まれたり、人生の節目でお手伝いできる仕事とよい印象を持っていました。
その先輩をロールモデルと思い、私も専門知識を身に付けたいと社労士事務所への転職を決めたのです。
ーMRパートナーズに決めた理由は何ですか?
MRパートナーズを知ったのは一般の転職サイトでした。検索しても専門のサイトではないので社労士事務所はあまりヒットしなかったのですが、ここに応募したのは1年間の人事経験しかない自分でも、しっかり勉強ができるかと感じたからです。
私は人の役に立ちたいと思っていましたが、この事務所の理念には「シアワセ職場を創り、社会に貢献する」とあり、この考えに大いに共感しました。そして説明には「自主的に勉強会を開いている」とあり、自分が学べるだけの、ある程度の規模もあると感じました。
働いている人たちも自分と年齢が近く、面接で代表や他の方にあっても丁寧に話を聞いてもらえ、いい雰囲気だと思い、入社を決めました。
ー未経験からのチャレンジで不安なことはありましたか?
未経験からの入社で不安はありましたが、ここは勉強時間の確保にも理解があり、勉強会も開いてくれるなど、学ぶための社風や環境が他社よりもあると感じています。事務所によっては勤務ルールが厳しかったりしますが、ここは変形労働のような形で柔軟に対応してもらえ、望む働き方が実践できる自由さがあります。
例えば忙しいときにたくさん働いたら、暇な時期には半日休むなど融通が効かせてもらえます。前にいた会社では平日はほぼ休めなかったので、その点は大きく変わりました。入社後の仕事では年次に関わらず大きな仕事も任せてもらえるので、成長スピードは速いと感じています。
入社当初は給与計算から入退社の手続き、育児休業の手当とか、助成金など、何もわからなくて「どうするか」と聞くことばかり。例えば、細かい給付金の手配や育児休業の扱いなどは結構大変なのです。子どもがいつ生まれて、今はこれが必要、これはここから申請開始など、スケジュール感というものが当初はなかなかつかめませんでした。人に聞いても理解しきれず、自分のものになるまでに2、3ヵ月かかりました。
また、給与計算についても日割りの計算などは会社によって規定が違い、会社ごとに特徴を理解しないと対処できません。手当の種類や数も違いますし、社内に夜勤があれば運用方法も違います。
このように日々勉強ですが、知識が付く実感があり、楽しく仕事ができています。
ー入社してみて、実際の事務所の雰囲気はどうでしたか。
非常に皆仲がいいと思います。月1回定期的な飲みの場を設けていますが、それだけでなく、「年末調整が終わったら飲みに行こう」など、何かにかこつけて飲み会を開いています。特に6月から8月くらいは忙しかったのですが、それが終わるとほぼ全員が集まって仕事の打ち上げの場をつくりました。
仕事についても知っていることを教え合って、オープンに何でも聞ける雰囲気があり、組織としての一体感が感じられています。
ー自分が専門家になったと感じる瞬間はありますか? それはどんなときですか?
この仕事をしてみると「知らないことがこんなにあったのか」と気付かされます。細かなことでいえば、派遣の人には交通費が含まれるとか、保険料がどのように決まっているなどです。
でも知識を付けること、そしてお客様に頼られることには大きな喜びがあります。勉強は大変なところもありますが、誰もがこういう時間を経て、一人前になられたと思うので、もっといろいろな経験を積みたいですね。
前の会社はジョブローテーションをしており、常に1年目という感覚でしたが、ここに入ってからは専門性を得ているという感覚が持てるようになりました。この仕事はさまざまケースを学ばないといけない仕事であり、イレギュラーなことも知らないといけません。
法律でも解釈はいろいろとあります。解決の例を複数知れば理解の幅も広がります。知識と経験、ケース、場数が大事です。いかに従業員の立場に立つかと意識しつつ、その考え方に自信を付けていきたいと思っています。資格を取れば、答えられる領域も増えるはずです。
ちなみに自分が専門家に近づいているなと思うのは、親から住民税や保険料について聞かれたりしたときです。身近ですが頼られる嬉しさを感じます。
ー女性の視点から見たこの仕事の良さはありますか?
実は今回の転職は結婚のタイミングも関係しています。前の会社は将来的な出産や育児があっても通い続けられるかと考えました。「異動も可能」という言葉ももらったのですが、その異動した先でもやりたい仕事に就けるかどうかは保証されません。育児が始まれば、働き方で「時短か、キャリアか」というような極端な選択を迫られるような感じもありました。
そのような会社人生は難しいなと思ったのです。ある程度自分のペースで働けて、融通も効き、と考えたときに、MRパートナーズが最適ではないかと思えました。ここなら何かライフイベントがあっても、手に職を得られて、知識を武器に長く仕事として取り組めると考えました。
ー企業人事と社労士事務所の仕事では、どのような点に違いがありますか?
大企業の人事では外部業者もたくさん使いますし、限られた分野しか担当できないことが多いです。でもここでの仕事は、最初から終わりまで、ゼロから入ってきた情報から形にするところまでをお世話します。やはり、自分自身の手でお世話しているという手触り感が違うように感じます。
相談に来られた会社に対して、その担当者に対して、お手伝いができたという実感が大いに得られる仕事だと思います。
ー社労士という仕事はどんな人に向いていると思いますか?
人事に興味のある人ならば、社労士事務所では学びたいことは何でもできると思います。仕事も単純な書類作業ばかりでなく、コンサルティングに近い内容のものもあります。お客様からの直接の相談も多く、窓口となって仕事をしているとその中で気付かされること、教えられることがたくさんある。
例えば「今度初めて育休に入る方がいるが、いつ何をすればいいかわからない」と電話やメールで相談がきて、そんな単純な内容でもお答えするとすごく感謝されたりするのです。
責任も伴いますが、その分やりがいも大きい仕事だと感じています。
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営業のころは「知識よりもエネルギー」<br />
でも社労士は「知識で相手に満足してもらう仕事」

営業のころは「知識よりもエネルギー」
でも社労士は「知識で相手に満足してもらう仕事」

吉田 彩織さん 業務推進部 業務課
(27歳、前職:衣料メーカー・営業)

ーなぜ社労士を目指そうと思ったのですか?
自分の中に何か専門分野を持ちたいと思ったことがきっかけでした。
以前は衣料メーカーに勤務していました。営業として担当店舗を持ち、百貨店などの販売員と協力して販促し、売上をあげることが仕事です。
4年在籍し仕事は楽しかったのですが、より専門性を持って働くことに興味を持つようになりました。
何か自分の中に軸を持って、仕事周辺の環境などに左右されず、自分の中に知識を蓄え、それを使って働きたい。両親も法律関係、教師と専門性のある仕事をしており、自分も専門性がほしいと思い、調べるなかで人に関わる社労士に興味を持ちました。
これまでも販売員の皆さんやその先の一般のお客様と仕事で関わってきましたが、そういった方々の仕事や生活の環境づくりでも力になれるところに興味を持ちました。
ーMRパートナーズに決めた理由は何ですか?
私は環境をまるごと変えないと勉強に打ち込めないと思ったので、資格取得より先に転職しようと思いました。MRパートナーズは転職サイトで知ったのですが、そこで見たホームページに書かれた言葉にひかれました。
「シアワセ職場を創る」「チームプレイを重視し、みんなで協力しながら、お客様に喜んでもらう」「仲間とのコミュニケ―ションを大切に、互いに切磋琢磨して成長できる」「専門知識だけでなく、経営全般に関わることで人としての考え方まで学べる」など。
未経験で入ると簡単な作業が多いのかと思っていたのですが、面接では「自分なりに考えて動くことができる仕事だ」とうかがって、より興味を持ちました。
ー面接時に決め手になった言葉などはありましたか?
猶木代表からは「単なる歯車ではなく、自分で考えてどんどん仕事を広げてほしい」「自分で思ったことはどんどんやってほしい」と言われました。実際に入ってみても、自分がこうしたい、このようにやりたいと思うことは、いつでも相談できる雰囲気があります。
ここなら自分なりの専門性を身に付けられると思いました。
ー未経験からのチャレンジで不安なことはありましたか?
未経験だからと仕事が限定されるのではなく、最初から何でもやらせてもらっています。思ったよりもやることの幅は広いと感じました。責任も伴いますが、「そこまでやらせてもらえるんだ」という実感があります。
私は業務課ですが、実際のお客様との関わりが大切だと日々感じます。自分からお客様に積極的に関わり、関係性を深めていけるところも仕事の幅の広さの一因ではないでしょうか。先方から直接問い合わせを受けることも多いですし、なかには会社までうかがってその場でパソコンを触ることもあります。それほどお客様との間柄も近いということです。
猶木代表からは「皆で意見を出し合って、仕事のやり方などももっと提案してやるといい」と言われます。特に代表は時節に多い業務ごとに勉強会を開いてくれていて、大いに助かっています。
ー実際に働いてみて、事務所の雰囲気などで感じたことはありますか?
社労士事務所のオフィス環境はさまざまありますが、ここには魚の泳ぐ水槽があったり、緑がたくさんあって、落ち着いた雰囲気で働きやすいと感じています。人数の規模も先輩や同僚、パートの人もいて何でもいろいろ聞けるし、雰囲気も明るいので初心者の方でも入りやすい環境だと思います。
同時期に入社した人も多くて、皆で一緒に頑張れるといった雰囲気がここにはあります。
ー社労士という仕事には、どのような利点、良さがあると思いますか?
社労士の仕事は専門性があり、手に職を付けられます。ここで頑張っていけば、自分の将来の糧になりますし、それが自分への自信につながっていくなという感覚が持てています。
そもそも会社をサポートする仕事ですから、全国どこでも仕事はあります。もし引っ越しして生活環境が変わっても、行った先で働けるし、ここで学んだこと、身に付けたことは一生使えます。
もし出産や育児、介護など家族に何らかの変化があって、そこに寄り添いたいと思った時でも、手に職があれば自分のペースで働くことができるのではないかと思います。
ー自分が専門家になったと感じる瞬間はありますか? それはどんなときですか?
最初はまったく内容がわからず、お客様からも「何を聞かれるんだろう」と大変不安でした。
しかし、今は徐々にわかる内容も増えてきて、自分で調べられることであればすぐ調べて答えています。先輩にアドバイスをもらって、お客様に説明して納得していただけたときには、一つ学べた、一歩前に進んだという実感があります。
前の仕事は営業として販促を考える仕事だったので、その根底には知識というよりは自分がどう動くかとか、自分がどう解決するかといったエネルギーが原動力となっていました。
しかし今は、お客様は専門知識を頼りに依頼されますので、社労士事務所の一員として働くには、その道のプロに値するようなコミュニケーションを心掛けないといけないと感じています。この部分はすごく難しいですし、事実、変なことは言えないとも思います。でもそこでお客様が満足していただけるような答えができないと、自分も胸を張ることができない。実際に働いてみて、やはり以前よりも知識を武器にしているなと感じますし、そこにやりがいを感じています。
ー社労士の仕事の面白さを感じた出来事などがあれば教えてください
ある会社の人事評価の会議に出させていただいたのですが、その中では込み入った個人の事例や、「今の規則ではうまくいかないね」などと正直な声が聞けて、いろいろな発見がありました。上司がどう部下をみているのか、そこにどんな問題があると認識しているか、部長と課長では認識が違っていないかなど、従業員と会社にはさまざまな問題があるという事実を知ることができたと思います。そのような人に関わる分野だからこそ、その中に深い専門性があり、お客様に対してもいろいろな角度から関わることができるのだなと思います。
猶木代表あてに「ぜひ考えを聞きたい」といったメールや電話もよくあるのですが、このようにお客様に頼りにされるということはやはりすごいことだと感じます。
ー転職したことで自分が変わったなと思われることはありますか?
最初は、お客様に問い合わせいただいた内容もまったくわからなかったのですが、少しずつ用語がわかるようになり、少しずつ答えられるようになり、そして相手が理解してくださるようになって、この仕事の面白さを感じています。自分の中に知識を貯めていくことで、その回答にお客様が納得していただく、といった反応があることはすごく楽しいし、面白いことだと思います。
また、未経験で入ったからこそ気付き、指摘できる部分もあるので、代表からも「気づいたことがあれば、どんどん言ってくれ」と言われています。そのような気付きもどんどん発言したいと思います。個人的には社労士の通信教育を始めたところで、まさにこれからが学びの本番という段階になっています。
その日その日を頑張って、速く一人前になりたいと思います。
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