ねっとWORK(2017 July) 今月のラインナップ

2017.07.31 (月)

2017年07月号ラインナップ

人をつなぎ、新しい動きを創る情報マガジン
【ねっと WORK 2017年07月号】
今月は以下のようなラインナップとなっております。

 ★今月のラインナップ:いよいよはじまる「10年年金」
    ★情報BOX    :若者の採用に新ルール
★むさしの労務 相談室:労働時間の端数はどう処理したらよいか?
★MRパートナーズNOW:へいらっしゃい、MRライブ寿司登場!

PDF版PDFファイルでもご覧いただけます。

いよいよはじまる「10年年金」


 

文:MRパートナーズ 猶木貴彦
 昨年11月に成立した改正年金機能強化法が、来月施行となり、年金の受給資格を得るために必要な保険料の納付期間が25年から10年に短縮されます。
これにより、これまで期間が足りず年金を受給できなかった人にも年金が支給されることになりました。
厚労省によると約64万人が新たに年金をもらえるようになるそうです。
 
 この10年という期間は、保険料を納付した期間だけではありません。
例えば、昭和61年3月以前に任意加入できる人が任意加入しなかった期間や平成3年以前に学生であるために任意加入しなかった期間なども10年の期間に含めることができます。
こうした期間をカラ期間(合算対象期間)と言います。
カラ期間は日本年金機構では把握していないので、自ら申し出なければなりませんが、申し出ることで年金がもらえる可能性がありますので、調べてみる価値はありますね。

 
 国民年金を10年かけたとすると、基礎年金額は78万100円×120月÷480月=19万5025円となります。月にすると16,250円。

 
 
 さらに厚生年金の加入期間があれば、加入当時の給料に応じて上乗せされます。
上乗せ額の目安は、1年加入で1万~3万円、10年だと10万~30万円となり、月額では1万~2.5万円増えるだけです。
これだけで毎月生活するのは無理でしょう。やはり年金は長くかける方が良いことにかわりありません。
 
 
  それでは、少ない年金を増やすにはどうしたらいいのでしょうか?
 
1.65歳まで加入する
 国民年金の加入は60歳まで。しかし、その後65歳まで任意加入して保険料を納めることができます。
それにより年金額は約9.7万(月額約8千円)増やすことができます。
 
 
2.過去分を納める
 平成30年9月までの間であれば、時効で納めることができなかった保険料を過去5年分納めることができます。これを後納と言います。
 その他に、経済的な理由等で保険料を免除された分を10年以内に納める追納という方法もあります。
 
 
3.もらう時期を延ばす
 年金は65歳から請求できますが、66歳以降70歳まで請求を先延ばしすることもできます。これを繰下げ受給と言います。
繰下げ受給をすると、1ヶ月ごとに年金額が0.7%増えます。1年で8.4%、最大42%も増額できます。長生きすればかなりお得です。

 

 実際に受給対象者には、日本年金機構から黄色の封筒で案内が来ます。その案内に従って手続きをすれば大丈夫。
マイナンバーを活用すれば添付資料を省略することもできます。
ただし、カラ期間を合算して10年になるような方には通知が来ませんので、自ら調べる必要があります。
 すべての国民が年金をもらえる制度として、さらに良いものにしていきたいですね。

 

 

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