エキスパートコラム:働き方改革の目的は?

2018.03.20 (火)

  
 最近ではみなさまも働き方改革という言葉が耳慣れるようになってきたのではないでしょうか。国会では裁量労働制に関するデータの不備で議論が本来とは別の方向に行ってしまっているようにも感じますが、働き方改革の本来の意義・目的とは何でしょう?
  

労働生産性の向上が重要

 私見ですが、働き方改革とは、人口減少、高齢化、個々人のライフコースの多様性が進む日本において、従来の画一的な働き方ではなく、ある程度柔軟な働き方を取り入れることで、労働生産性をあげる、ということではないかと考えています。 生産性とは、インプットに対するアウトプットの割合のことです。今後日本では、インプットつまり労働人口の減少は明らかです。従って、インプットの量を増やしてアウトプットを増やすには限界があり、インプットの質を高めることでアウトプットを維持、向上させることが求められるでしょう。
 であるならば、働き方改革も労働者がその能力を十全に発揮できる環境整備という観点で考えるべきではないでしょうか。単に長時間労働の抑制(これも大事ではあります)や残業代の削減、という観点ではなく、どうすれば効率よくインプットをアウトプットに変換できるか、そこに焦点をあてて「働き方」というものを考える必要があります。
  

「働き方」を考える

 労働者それぞれのライフコースが多様化している現状で、全員が同じ時間で始業、終業あるいは休日は必ず土日、というような働き方に無理がきているのではと思いますし、ある程度それぞれの事情に応じて時間や労働日、場所を柔軟に設定できる制度が必要になるのではないでしょうか。具体的な制度としては、フレックスタイム制や変形労働時間制、テレワークの導入など既存の制度で十分に柔軟で自由な働き方に対応できます。
  
 もちろん会社の規律を守ることや労働者の自己管理能力を高めることなど課題はありますが、会社にいること=仕事している、ではなく、成果を出す=仕事という観点で労使が忌憚のない意見を出し合ってお互いがシアワセになれるような環境やルール作りをすることで解決できると思います。
  
 ぜひ働き方改革という言葉をきっかけに、将来の自社の社員の働き方というものを考え、シアワセ職場創りに役立ててはいかがでしょうか。

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